記憶がありますが、今年も同じペースなのでしょうか。
今週も昨日は1日雨で作業ができませんでした。
石窯作りに取り掛かろうとした頃、先に屋根を作ろうかと
考えはしたのですが、結局後回しにしました。
その時点で天候が悪い時は作業を中断せざるを得ないと
納得していたつもりだったのですが、製作期間の見積が
甘かったです。こんなに時間がかかるとは・・・
ということで今週も今日しか作業できませんでしたが、
1日フル稼働したお陰でかなり進みました。
今日はここまでの作業で気になっていた箇所の修正から
始めました。
石窯の開口部です。
手前のアーチの奥にもう一つアーチがあるのですが
石窯の構造的に奥のアーチは線で囲んだ部分のように
手前のアーチより少し狭く(アーチの直径を小さく)したかったのです。
ところがスタイロフォームで作った型枠のサイズに少し
問題があり、右側の矢印の部分が予定の形状になっていませんでした。
このデザインというか形状にしている理由があるのですが
それはまた後日書くとしてともかく左側と同じ形状にする必要があり
修正することにしました。
修正方法ですが耐火レンガを小さくカットして、この形状に
整えたとしてもこんな垂直面(と言うより逆バンク)に
接着する方法がありません。
接着する方法がありません。
(普通のモルタルやボンド類でくっつけられたとしても
高熱で剥がれてしまいます。耐火モルタルには接着力が
ほとんどありませんし。)
ほとんどありませんし。)
こういう場所の施工に備えてプラスチック耐火物も
購入してあるのですが、今回はあえて耐火キャスター
(耐火キャスタブル)を使って修正してみることにしました。
(耐火キャスタブル)を使って修正してみることにしました。
とは言え、今までの経験上こんな垂直面に耐火キャスターをいきなり
コテ塗りしても剥がれ落ちてしまうことは間違いありません。
このためそうならない方法を考えました。
まず修正しようと思っている垂直面の耐火レンガに
数カ所ドリルで穴を開け、コンクリートなどにネジ止め
できるようにするコンクリートプラグというパーツ
(ホームセンターで普通に売ってます)で適当なサイズの
ネジを挿します。
ネジは最後まで捩じ込まず、途中で止めておきます。
そこに針金を絡めます。針金はレンガに密着させず
少し宙に浮かせるようにします。
こうすることで、耐火レンガとは接着せず垂直面への
コテ塗りが難しい耐火キャスターも、このネジや針金に
絡まることで固定できるはずと考えた訳です。
これに近い方法が工業炉への耐火キャスターの施工マニュアルに
記載されていたので、参考にしました。
それから、前回の記事に記載したようにレンガとキャスターが
馴染みやすいように耐火モルタルも予めレンガに塗っておきました。
結果はコチラ。
写真だと表面が少し荒いように見えますが私の考えている用途には
必要十分です。
火を入れてみないと耐久性は分かりませんが現時点では問題なく
固定できているようです。
これで奥のアーチの形状もほぼ左右対象になりました。
続いて、煙突接続部分です。
耐火キャスターを型枠に流し込み成型しましたが、回転砥石(ビット)を
装着したドリルでバリ取りして更に形状を整えました。
石窯から滑らかに煙突に繋ぐよう形状を考えましたが、期待通りの
性能が発揮できるか楽しみです。
今日の作業はまだ続きがありますが、長くなるので続きは
また後日改めて。
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