2012年11月23日金曜日

ロケットストーブ付石窯作り28 / Key stone

ドーム完成の巻
今日はここからスタート

11段目です。
ちょっとカットが雑ですが雨がパラつき始めたので
細かい調整は止めて先を急ぐことにしました。

11段目完了です。
いよいよ天頂部が閉じるまであと僅か。

もう丸い形ではなくなってます。
台形というより欠片に近いレンガで隙間を埋めます。

いよいよ最後の工程です。

空いている隙間の形に合わせて最後のピース(7角錐?)を作りました。
英語ではこれKey stoneて言うんですよね。日本語では要石。
これが抜けなければドーム(アーチ)は崩れないという大事なパーツです。

Key stoneをしっかり嵌めて遂にドーム完成!
はぁ〜〜〜ここまでの道のり長かった・・・

少し眺めていたかったのですが、完成した途端、
本格的に雨が降り始めました。

ドームの表面や目地を整えたりと続けてやりたいことが
あったのですが仕方なく外側にはブルーシートをかけました。

ドーム外側の作業は中断しましたが、ドームが完成したことで
遂に内側の型枠は外せる状態になりました。

型枠は下の写真のようになっています。
10本の足(骨組み)の合板はプラ束にただ乗せているだけで
接着、固定していません。
なのでプラ束を縮めて外すと支えが無くなり簡単に
外れるようになっています。

但しこの骨組みにはベニア板を下の写真のようにタッカーで
留めてあります。

これが邪魔して骨組みが崩れないようだと少し手強いかもと
思ってました。

ともかく試してみるしかありません。

まずはプラ束を縮めて外し取り出しました。が、それだけでは
骨組みは崩れてくれません。

そこで開口部に近い方の骨組みの合板を引っ張りました。
(強引に引っ張ってドームのレンガが崩れたりしたら
目も当てられませんから慎重に。)

すると引っ張った合板だけでなく骨組み全体が崩れながら
タッカーで固定してたベニア板ごとズルズルと全て一緒に
出てきました。これぞまさしく芋づる式!
超気持ちE!いや〜思った以上に上手くいきました!

予め骨組みの合板にはそれぞれ3箇所に穴が開けてありました。
もしも手で引っ張っても取れない場合はこの穴に
鉄筋を引っ掛けて引っ張るつもりでした。

更にそれでもダメな場合は燃やしてしまうつもりでしたが
その必要もありませんでした。

砂やスタイロフォームを型にする方法や木材で型枠を
作って後で燃やしてしまう方法もありますが
プラ束使う方法、結構オススメですよ!

ということでドーム内側があっという間に空洞になりました。
ドームを作る際に溜まったホコリや落ちたモルタルを
掻き出して床面を綺麗にしました。

ともかく「ドームが崩れなくてホッとした」というのが
正直な感想です。

石窯完成までまだまだ先は長いですが、工程の中でも
ドーム完成は石窯製作の中の大きなマイルストーンなので
感慨もひとしおです!

今日のお酒は間違いなく美味しいだろうと思います(^O^)

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