2012年11月24日土曜日

ロケットストーブ付石窯作り29 / 乾燥

ドームの型枠も無事外せたので、開口部にもう一つアーチを積みました。
開口部のアーチは手前、真ん中、奥と3列になっています。
そしてそれぞれの幅と高さを少しずつ変えてあります。
このような構造にしているのは後日製作予定の蓋の使い方を
考慮してのことなのですが、詳しくは蓋を作る際に書こうと思います。

ともかくこれでロケットストーブと石窯本体の骨格的な部分は
完成しました。
ちなみに写真右下の四角い開口部がロケットストーブの
焚口になります。

一息つきたいところですが、
実はまだ多くの作業工程が残っています。
残る主な作業は以下の通り。

  1. ドームの蓄熱、保温性を高めるため軽量キャスタブル(ライトキャスター)やファイヤーブランケットでドームを覆う。
  2. ドームやアーチを土台にしっかり固定する。
  3. ドームの周囲をブロックで覆い、断熱材を充填する。
  4. 3.のブロック壁を漆喰で塗装
  5. ドーム開口部用の蓋を作る
  6. 屋根を作る
それ以外にも薪棚も作らなきゃいけませんし、石窯作りの
ため、中断してる庭のアプローチに乱形石を敷く作業も
あります。
外構工事の完成まで、まだまだ先は長そうです。

今日は上の1.の工程に取り掛かる前に少しでもレンガや目地を
乾燥させようと思い、軽くロケットストーブに火を入れてみました。
最近の雨で薪もレンガもやや湿ってるようですが、さすがは
ロケットストーブ、焚き付けに新聞紙1/2枚だけであっという間に
火が熾きます。
ロケットストーブが温まっていない間は煙も出ます。

煙ってるのが分かるでしょうか。

煙の半分くらいは煙突から出ていくようなので
キャスタブルの流し込みで作った煙突との接合部も
まずまず機能しているようです。

残りは開口部から出てきますが、いずれ蓋を作りますし
煙突も予定ではこの倍の高さにするつもりなので、
更に改善できるだろうと思っています。

これくらいの燃焼になると排気もほぼ透明になってきます。

石窯の天井がロケットストーブの火で赤く照らされてます。

30分ほどかかって天井部分が200℃以上になりました。
200℃を超えたあたりから薪の燃える音やロケットストーブ特有の
ゴーッという音とは別に陶器の割れる「パリン」というような音が
何回か聞こえました。

レンガが割れている音かもしれません・・・

あまり急激に温度を上げると良くないので、今日は
これくらいで止めることにしました。

2 件のコメント:

  1. Saluteさん

    ほぼ完成ですね。おめでとうございます。

    私の方は2基のロケットストーブのうち
    まだ1基しか完成しておりません。欲張ったのが
    裏目にでたかな・・・。

    来月中旬まで仕事でDIYできず
    寒い冬に突入ということで
    私の方はまだ道険しという感じでーす。

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    1. ありがとうございます。
      ですが私もまだまだ先は長いです。
      お互い頑張りましょう。

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