2012年10月25日木曜日

TOOLS3/ディスクグラインダー

TOOL紹介第3弾はディスクグラインダーです。
全くの初心者なので高速回転は危険かなと思い変速ダイヤル付きの
マキタ 9560CVという機種にしました。
楽天内の工具専門館で中古を購入。
相当使い込まれてましたが、機能的には特に問題ありません。
--後日追記--
グラインダーとしての性能には問題は無かったのですが
使い始めて間もなくディスクを取り付けたり、外したりする際に
(スピンドル)ロックボタンが利かない
(ロックナットレンチで回そうとしても滑ってしまう)状態に・・・

分解できるところまで分解してみたんですが調整できそうな
箇所が見当たりません。
こりゃ壊れたかと思いましたがmakitaさんに持ち込んだところ
無料で治してくれました。ホッ!

グラインダーはレンガや重量ブロックのカット、鉄筋の切断、
ブロックや塗装面などのサンディングなど、石窯作りに欠かすことの
できないツールですし、危険も伴いますから信頼性の高いメーカーの
製品ということで安心感はあります。
ただ9560CVに限ったことではないのですがスイッチをOFFに
してから完全停止までに結構時間がかかるのが難点かも。

レンガやブロック、鉄筋のカット作業ではグラインダーを
回しっぱなしにするってことがあまり無くて
頻繁にON/OFFします。
そして怪我や事故防止のためディスクの回転が完全に止まるまで
手から離さないように注意してます。
なのですがOFFにする度、完全停止までの10秒程度かな?
を待つんですが、これが微妙にまどろっこしい。

それに実際使ってみると回転数の調整って
あんまり必要性が無いかも。
逆に長時間の作業で握力が落ちてきた時に、このモデルの
ように胴体が太いと持ち続けるのが辛くなってきます。

てことで、大量にレンガや鉄筋のカットが必要な石窯作りでは
ブレーキ機能付きの胴体が細径のモデルがオススメです。

作業はともかく安全第一、下記自己ルール厳守で作業してます。
  • どんなに作業しずらくてもホイール(保護)カバーは必ず装着する
  • 夏は暑くて辛かったですが保護メガネ、防じんマスクは必ず装着する
  • 同じく暑かったですが綿の長袖シャツ、長ズボンを着用する
  • (これは人により判断が分かれるようですが)ヌバック製の手袋を使用する
  • ディスク交換時は必ずコンセントからプラグを抜く

手袋は細かい怪我を防ぐには良いのですが、巻き込んで
逆に大怪我になることもあり着用すべきで無いと
いう方もいらっしゃいますので判断が分かれますが
自分はホイールカバーを必ずセットして使うなら
巻き込まれる恐れはほとんど無いと考えてます。

ともかくグラインダーの作業は、本当に危険を伴うと思います。
キックバックやコードが絡んで体勢を崩したりということ以外にも
ディスクが割れてその破片が10mも飛ぶなんてこともあるそうです。
人に当たったら刺さりますよね。当たりどころが悪かったらと
思うとゾッとします。
慣れた頃が一番危ないと思うので、常に細心の注意を払い
これからも作業したいと思います。

あと、レンガをカットする時は粉塵が凄いので
頭にタオルを巻いてます。これをしないとシャンプーしても
髪の毛がガシガシになります。帽子くらいじゃダメでした。
ホントは集塵機が必要かもしれません。

話変わって使用するディスクについて。
石窯作りでよく使っているのは鉄筋の切断に
通称「金た◯」(笑)こと「金のタマゴ」、
レンガ、ブロックのカット用には三京ダイヤモンドの
SE-F4とRZ-F4です。
その他に1,000円程度のサンディング用ディスク
(メーカー不明)とか。

鉄筋のカットなんて素人ができるものだと思って
なかったので、最初に使った時は火花にビビリまくりでした。
案外簡単に切れて感激しました。

一方レンガのカット用のディスクについては
価格帯を決めるだけでもかなり迷いました。

なんせ同じダイヤモンドディスクで同じ形状でも
数百円〜1万円超まで驚くほどの幅がある上、
セグメントタイプとウェーブタイプなんて
種類も分かれてますし。
(細かく分類すると更にそれぞれの派生型や中間的な
物があります)

結局候補に選んだSE-F4とRZ-F4は価格が同じで、
スピード重視ならSE-F4、耐久性とカットの綺麗さ重視なら
RZ-F4ということだったのですが、作業自体初めてのため、
スピード重視、耐久性、カットの綺麗さ重視とか言われても
自分の中に基準が無いので選びようがありません。

耐久性一つ取っても、一方がレンガ10個が限界、もう一方は
20個といった違いなのか、一方が1000個、もう一方は1100個と
いった違いなのかで選択は違ってくるでしょうし。

職人さんなら知ってて当たり前ということでもDIY初心者に
とっては分からないことだらけです。
DIYerの増加はメーカーさんにとっても歓迎すべきことと
考えられているなら、このあたりもう少し情報提供を強化する
必要があるんじゃないかなと思いますがいかがでしょう?

で結局判断つきかねて両方買ってみた訳です。
あ、その方がメーカーさんにとっては美味しいのか(爆)

結論としてはどちらを選んだとしてもさほどの
違いは無かったような・・・
そして用途的にはどちらも十分でした。

感覚的には2割位RZ-F4の方が長持ちしそうという
程度かな。

切断可能な量については、まだどちらも完全に
摩耗しきってないですし、対象物や切れ込みの
深さによっても違ってくると思いますので
何とも言えないな・・・

それでも、どなたかの参考になればと
今までの作業から無理やり計算してみましょうか!
(当てずっぽうとも言う)

(まずは前提条件)
これまでRZ-F4でアンティークレンガと
新品の耐火レンガをそれぞれ50個ほどと
重量ブロックを延1mほどカットしたでしょうか。

耐火レンガは1周ぐるっと切れ目を入れるので
レンガ一個あたり、27cmくらいの長さをカットします。
深さはディスクカバーが当たるまで入れてるので
多分2cm強。

それで直径が購入時の105mmから102mm程度に
摩耗しました。
ダイヤモンドチップが、まだ直径で2〜3mm程の所まで
残っているので、そこまでは実用範囲なように思います。

耐火レンガは新品の方がかなり硬いです。
そして同じ新品でもSK32よりSK34の方が硬いです。
アンティークレンガを1とするなら
新品のSK32は2、新品のSK34は3くらいの硬さの感じ。

それではいきなりですが、計算結果を発表しま〜す!
アンティークレンガだけなら200〜300個くらいかと。
新品SK32の耐火レンガだけなら100〜150個くらいかと。
(計算式は?とか言わないように)

なおカットの綺麗さは確かにRZ-F4の方が上です。
とは言えレンガのカットくらいなら精度はそれほど
必要ないでしょうから、判断のポイントにする必要は
無いと思います。
見た目が大事なタイルのカットなどの用途中心であれば
RZ-F4というかウェーブタイプを選ぶ意味あり。

同じ作業用にもう一回買うとしたら、自分はサクサク切れる
気持ちよさでSE-F4を選ぶかな、でも2割くらいの
耐久性アップに惹かれる人はRZ-F4を選んでねって感じ。

あと、普通に使う分には問題無いと思うけど、ディスクを
こじったりすると、SE-F4のようなセグメントタイプは
割れやすそうです。なので安全性重視の方も
ウェーブタイプがいいでしょう。

更に話は変わってグラインダーにディスクを固定する
フランジやロックナットには色々な組合せがあります。
私はマキタの総合カタログに載ってる情報から判断して
必要そうな物を揃えましたが、使ってみるまで
なぜこんなに種類があるのかよく分かりませんでした。

ディスクの種類や用途に合わせて形状が決まってるらしいことが、
ようやく分かりましたが、厳密に使い分けたりせず標準で
付いてる物だけで問題無いようです。

例えばですが、サンディング用のロックナットは出っ張りが
小さくなっているとかですが、標準で付いてるロックナットと
フランジでも何も支障は無いと思います。

これも職人さんなら先輩とかから教えてもらえるのでしょうが、
ネットやDIY本を探しても中々情報が見つかりませんでした。

コー◯ンPROでも流石にすべてのパーツは置いて
ありませんでしたし、指定して取り寄せは可能ですが、
店員さんもどの組合せがどういう用途で必要なのか、
といった商品情報まではご存知無いようでした。

一般DIYerの皆さんはどうやって知識を得てるのかな?

標準で付いてるロックナットやフランジが摩耗したり
紛失した時はとりあえず下記を買えばOKです。
ロックナットは224558-7
(スーパー)フランジは193750-5

スーパーフランジじゃなくて普通のフランジでもいいのですが
スーパーフランジの方が使用後にロックナットを緩めるのが
楽みたい。

ま、ロックナットやフランジは本体と比べれば
安いものだから全部揃えても、金額はしれてますが。

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