2012年9月23日日曜日

ロケットストーブ付石窯作り12/床

耐火キャスターが固まったので、流し込み用の抜き型を取りました。
綺麗に抜けました。形もバッチリ。

フラットになった床の一番下の層にアルミホイルを敷きました。
遮熱/断熱のためです。
海外の石窯作りのサイトで床部分も断熱対策しているケースを見かけます。
保温性や薪の節約効果を狙ってのことだと思います。

それもモチロンなのですが、私の場合は下の盆栽板(コンクリート製)にあまり
熱耐性が無いので、できる限り保護したいという方が強いです。
コンクリートは500℃に加熱すると強度は60%、弾性係数は
10〜20%にまで低下するそうな。

そこまでの温度にはならないかもしれませんが、
短時間ではなく継続的に使いますし、万一崩壊すると
大変なことになる場所なので対策は必要と思います。

これも断熱効果を狙ってアルミホイルの上に、石膏ボードを乗せました。

床は石窯本体の重量もかかるので、パーライトやスタイロフォームなどの
断熱材は使えませんが、石膏ボードなら石窯の重量にも耐えられるかと。

この上に耐火レンガを敷いていきます。

石膏ボードは強度的にさほど強くはありませんし、
下のコンクリートの間にアルミホイルを挟んでいることもあり、
下のコンクリートには強く接着されてもいません。
(両面テープで固定してるのみ)

※後から考えると、強度面や湿気に強いことから、
石膏ボードよりケイカル板にした方が良かったな・・・。

地震などのことも考えると石窯本体は
土台にしっかり固定する必要があると思います。
その方法についても一応の案は考えてあります。
時間はあるので、よく考えて対策しようと思います。

石膏ボードに石窯ドーム最下部の実寸で線を引いてみました。
石窯は内寸88cm、外寸100cm(間違えた111cmだった)のドーム形状を予定してます。
まずまずイメージ通りと思います。

それにしても石膏ボードの加工でツボにはまってしまい(ツボはツボでもドツボの方に)
今週はあまり作業が進みませんでした。

その顛末を少し。
まず昨日のうちに石膏ボードのカットは済ませていたのですが、
その加工作業自体で、サイズ変更やサイズの測り間違い、計算間違いがあり
カットを何度もやり直し・・・
完成した形を見れば分かるようにごくシンプルな形なので、普通にカットすれば
こんなに端材が出る訳ありません。
どれだけ無駄なカットをしたかお分かりいただけるかと。

で、そんな苦労してようやくできた完成品が、昨日の雨でダメになっちゃいました(泣)
チョット触るだけで割れてしまうし、石膏が水を大量に含んで
グズグズになってしまいました。

昨日の作業後、雨が降りだしたので加工後のボードに
ブルーシートを被せて軒下に置いていたのですが、かなりの豪雨だったせいで
隙間から水が入ってしまったようで。

これでは使い物にならないので、またホームセンターに買いに行き再加工するはめに。
これで相当時間をロスしてしまいました。

ま、こんな日もあるか。

・・・毎回のような気もするけど(爆)

基本中の基本なのかもしれませんが、今回のことで石膏ボードが水に
弱いってことがよく分かりましたし、ダメになったのが石窯本体の
組立前で幸いでした。

何はともあれミスやトラブルの結果が致命的なものじゃなく、
怪我とかでも無かったし、勉強になったと思うことにしよっと。

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