2012年9月17日月曜日

ロケットストーブ付石窯作り10/床

中々時間が取れず作業が進みませんが、石窯の床になる部分に取り掛かりました。
パネコートの端材でコンクリートを流し込む型枠を作りました。
ロケットストーブ周りは先日パーライトを充填しましたが、その上に
イソウールブランケットとラス網の代りの金網を被せました。
奥の空洞部分は型枠だと後から取り出せなくなるので、
空いてる隙間にはコンクリートを流し込み埋めました。
生コンを大量に作るのが大変そうと思い床の一番下の層は
盆栽板として販売されているコンクリートの平板を使いました。
確かに作業は楽だったんですが、4枚で¥10,000オーバー!

最近、生コンを比較的楽に作る方法を見つけたので、
自作しようと思えばできたんだけど、盆栽板はかなり前に
買っちゃってたので使わざるを得ず。

チョット勿体無かったな、、、。自作だったら材料費¥2,000も
かかんなかったんじゃないかな・・・

【以下後日談
石窯で料理ができるようになってから一番失敗だったと思ったのが
この焼床の構造です。

焼床は上から
カーボランダム棚板 15mm厚
耐火モルタル 2〜3mm厚
耐火煉瓦 65mm厚
ケイカル板  6mm厚
石膏ボード 12.5mm厚
アルミホイル
上記のコンクリート平板(中空構造) 30mm
という構成になっていて、合計すると約13cmほどの
厚みがあります。

蓄熱、断熱面を考慮してもこれで十分だろうと思って
いたのですが、実際石窯を使ってみるとコンクリート平板の
下面の温度は70℃ほどに上がってしまいました。

石窯ドーム(上部分)の断熱はこれでもかッ!というほど
徹底したのに、下側からの放熱がこれほどとは
残念ながら想定外でした。

これは燃費に影響するだけではありません。
一番下のコンクリート平板が中空構造なので
元々あまり強度がなさそうで不安だったのですが
その上、高熱で劣化する恐れがあるためです。

時々点検をするようにして、万一ヒビなどを発見した場合は
薪を置くスペースごと生コン等で埋めてしまうしかないかと
考えています。

ということでこれから石窯を作られる方がいたら、
焼床の断熱は少し過剰かと思うくらいに対策されることを
強くオススメします。

後から調べてみるとプロの施工では耐火レンガの下に
更に断熱レンガを敷いたり、相当分厚い塩或いは砂の層を
設けて床部分の断熱をするようです。
考えが甘かった・・・

蓄熱層の耐火レンガも、予算が許せば65mm厚の向きで
敷くのではなく数は沢山必要になりますが、
114mm厚になるように敷いた方がいいように思います。

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