2012年6月3日日曜日

立水栓の製作/その2

庭の小径作りで生コンを流し込む工程がありますが、
その縁取りとして花壇や立水栓を先に作った方が良いだろうと
考えました。

花壇は先日ひとまず完成しましたので、今日から立水栓作りを
再開します。

ちなみに給水管の工事を指定給水装置工事事業者以外が行うと
条例によって給水停止や工事のやり直しを求められる場合が
あるそうです。(特に新設の場合は)管轄の上下水道局への申請も
必要みたいです。

なのでDIYでできる範囲と専門業者さんにお願いする作業を
分けて進めなければいけないようです。

施工になぜ資格や申請が必要かというと万一、給水(上水道)側で
施工不良を起こすと常時水漏れ状態になるだけでなく
水道管の中が異物の混入などにより汚染される恐れがあるから
だろうと思います。
万一断水などで逆流すれば水道管の汚染は自分の家だけでなく
近隣にまで影響が及ぶ可能性があると思うとこのような規制も
当然かと思いました。

さて実際の作業ですが最初に簡易水栓がある場所の既設の水道管を
掘り出しました。

その前に周りの土や砕石が崩れてくるので作業場所の周囲を
モルタルで固めてあります。

続いて出来上がりをイメージするためにレンガを
仮組みしてみました。

通行の邪魔になったりしないか、大きさ高さは適切かなど
確認しましたが、問題無さそうです。

水道管や排水管を地面から出す位置もチェックします。

で、この後、いろいろと複雑な加工があったのですが
撮り忘れてしまって途中の写真がありません。

なので、とりあえず仕様だけ書いておきます。

この辺りは冬になると水道管が凍結することもあるので
少し大げさですが竹村製作所の不凍水抜栓を水道管の
途中に挟みました。(上の写真上部中央の白いコックがそれです)

不凍水抜栓の下には深さ30cmほどのブラスチック製の
ザルに砕石を山盛り入れてあり、水抜栓から排水され易いように
してあります。

不凍水抜栓は、水抜可能な蛇口とセットで無いと意味がありません。
なので、蛇口も寒冷地用のタイプから選びました。

水道管やエルボなどの継手には耐衝撃性の高いHI管を使用しました。

配管が完了したので実際に設置する場所にレンガを再度仮組みして
排水管の配置などに問題が無いか、チェックしました。

次にモルタルで目地を取りつつ、レンガを積んでいきます。

冬に万一、水抜し忘れた時のため水道管には凍結防止カバーを
巻きました。

レンガの内側のスペースには、植え込みや家庭菜園の土壌改良の
際に出た大きな石やガラを詰めました。
処分に困っていましたが一石二鳥です。
途中の段には、曲げて黒く塗った異形鉄筋を入れてみました。
散水用のホースをここに巻いて収納しようと思ってます。

シンクの部分はディスクグラインダーでカットしたレンガを
使います。

カットしたままだと角が尖っていて危険なのと、
イメージ的にもシャープになりすぎるので、角をハンマーで
叩いて潰し、丸くしました。

蛇口の取り付け場所まで水道管を延長しました。

蛇口を付けてみて、高さなど問題がないかチェックします。
問題なさそうです。

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