2012年5月27日日曜日

ロケットストーブ付石窯作り1/土台

家ができたらpizzaやパンが焼けるような石窯を作ろうと
考えてから早3年。

ネットやHow to本から情報を収集し設計しては、やり直し。
ようやくイメージを固め、必要な資材や道具を揃え、製作に
取り掛かることにしました。

年内での完成を目指してボチボチと進めていきたいと思います。

実は自宅の建築工事の時には既に石窯を作ることを
計画していました。

設置する場所は写真左上のコンクリート擁壁の
コーナー部分に決めました。

そこで外構工事の際に石窯の土台用のアンカー
(と言っても普通の鉄筋をただ挿してるのみ)を
コンクリートのタタキに入れてもらいました。


ここに重量ブロックで土台を作っていくところから
DIYでの工事開始です。

タタキの施工から1年近く経過するので、そのままモルタルで
ブロックを積んでもタタキと密着しない恐れがあります。
(コールドジョイントというコンクリート特有の問題)

これを防ぐため、タタキ表面のコンクリートをハンマードリルで
少し荒らしてからブロックを積みました。
そしてアンカー(鉄筋)を挿してもらった当時は
このサイズで計画していたのですが、設計を変更したため
土台のサイズも変更(大きく)になりました。

ただアンカーの位置によってブロックの配置が決まって
しまうので、ブロックだけで土台を大きくすることが
できません。

そこで、ブロックは元の計画通り配置して、その周りを
アンティークレンガで覆うことにしました。

(※アンカーを挿し直してブロックの配置を変えた方が早くて
簡単だったのですが、この当時はディスクグラインダーや
専用のカッターで鉄筋が簡単に切断できるということを
知らなかったのです・・・)

元々フェンスギリギリに設置する想定でアンカーを挿して
もらっていました。
その周りを更にレンガで囲むとなると、既にフェンスの
取り付けも始まったこともありフェンス際の作業はかなり
難航することが予想されます・・・。
水平や垂直を測りながら、ブロックを積んだつもりなのですが
後で確認するとかなり歪んでました(汗)・・・

2段毎に横筋を入れて補強はバッチリです。
ただ15cm厚の重量ブロックを使いましたが、穴に詰めるモルタルの
量が半端無いです。レンガで囲むなら強度的に10cm厚のブロックで
十分だったかも。それならモルタルの量も僅かで済んだはずです。

天端は横筋用ブロックにモルタルを詰めて均しました。
重量ブロックを積む作業はこれで一旦完了です。
(後でまた仕様変更に伴い追加で積むことになりましたが)

そうそう、ブロックの配置が変に見えるかもしれません。
実はこの石窯には、今ごく一部の人達の間でブームに
なりつつあるロケットストーブを追加加熱用の構造として
組み込もうと考えているのです。

元々、自宅の暖房用に薪ストーブなどの情報を集めていた
2年ほど前にロケットストーブの記事を見つけました。

当時かなり本気で検討したのですが、まだ情報があまりに少なく、
火事のリスクや使用上起きる問題、デザイン面など自分一人で
すべて解決できる自信が持てず、時期尚早として採用を見送りました。

その一方で石窯にロケットストーブを組み込んだら
どうだろうと考えてきました。

暖房用のロケットストーブ(こちらの正確な名称は
ロケットマスヒーターと言われています)とは違いますが、
調理用で構造のシンプルなロケットストーブがあります。
これが石窯の追加加熱用途に、かなり適してるのでは
無いかと考えていたのです。

屋外に設置するなら火事などのリスクも考慮しなくて
いいですし。

ということで写真奥のコの字の箇所は、
このロケットストーブを組み込むためのスペースです。

(手前の横向きのEの箇所は薪置き用のスペース)

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