2012年8月17日金曜日

ロケットストーブ付石窯作り5/ヒートライザー

日本ロケットストーブ普及協会さんが出されている
ROCKET STOVES(TO HEAT COB BUILDINGS)という
マニュアル本があります。
先日これを取り寄せ眺めていて気になったことがありました。
要約すると
「バーントンネルの断面積は他のすべての箇所(と同じか)より
狭くしなければならない」
ということになるかと思うのですが、先日の仮組みでは
ヒートライザーの方が狭いのです。
そこで、ヒートライザーの断面積とバーントンネルをほぼ
同じ面積になるよう、ヒートライザーも並型のレンガで
組んでみました。


隙間だらけですが、これでロケットストーブ内はほぼすべて
同じ口径になりました。




今回も焚付は新聞紙1枚だけで、あっという間に火が回りました。
暫く様子を見てましたが、この日、屋外はハンパない暑さで
薪を焚口からチマチマ追加してられなくなって、ヒートライザーの
上から放り込んじゃいました。

すると、一気に温度は上昇し500℃を軽く超えたのです。


こりゃ凄い!何だ先日の実験結果は?単に薪が足らなかっただけ?

暑さに負けて、今回またもや中途半端で終わってしまいましたが、
薪の投入量としてもヒートライザーの温まり具合としても
まだまだ余裕があるので、これなら釜の内部の温度もかなり
上げられると確信しましたよ。

ただ、ヒートライザーを今回の並型レンガで組むか、先日の
オーナメント用レンガを割ったものにするかはまだ迷い中・・・

オーナメント用の方は、
せっかく接合部まで作ったんだし・・
内部の角が丸いのも空気抵抗が小さくて良さそうだし・・
少し口径が絞られてるのも(本に書かれてるセオリーには
逆らっちゃってますが)煙突効果以外に、ベンチュリー効果的な
もので、より燃焼の促進や引きの強さにつながるような気も
するし・・・
施工も並型レンガに比べれば楽チンだし・・・

やっぱ、もう一回試そかな・・・

2 件のコメント:

  1. こんにちは!バーントンネルの煉瓦の積み方がわからなくて困ってます。写真を拝見すると、縦の煉瓦に切り込みを入れて、横の煉瓦を引っ掛けて被せているように見えるのですが、切り込みはかなり難しい加工だと思います。どうやって加工しているのでしょうか?質問ばかりですみません。

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  2. コメントをいただいていたことに1年以上も気づきませんでした。
    もう石窯作りも終わっちゃってるかもしれませんがご参考までに。
    お気づきの通り、切り欠きしたレンガを引っ掛けています。
    加工方法ですが、縦横両方から切り込みを入れるのは確かに難しいと思います。
    私の場合、同じ方向から数mm幅で何本か同じ深さの切り込みを入れます。
    そして残った薄い部分をチゼル等で叩いて割ることで安全に切り欠きが作れるかと思います。

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