2019年9月30日月曜日

43インチ4Kモニタのお話

窓をたくさん開かなきゃならないPhotoshopやIllustrator使うため
広い作業エリアが必須な一方、見た目若くても老眼が進む50代、、、
幾ら高解像度でも24インチや28インチの4k表示じゃ
間違いなく文字が読めないだろうってことで1年前に税込5万で購入した
IO DATAの43インチモニターのLCD-M4K431XDB(EX-LD4K431DB)

安いんだからとは思うものの、細かい不満が色々あるのです。

TVじゃなくてモニターなのに、スタンドの高さと上下の角度が
一切調整できない固定式だってこととか。
(スタンドや壁掛け金具は自分で好きなの使えってことなんでしょうが)

リモコンのボタンのタッチがチープというより粗悪品レベル。
押してもグニャグニャでクリック感が無いし、すごく押し込まないと
反応しないとことか。

その上、そのリモコン操作の反応が故障かと思うほど悪すぎだし。
受光部の10cmくらいまで近づけないと、まったく反応しない。

そんで受光部に近づけて操作しても2,3回に1回しか反応しない上、
押してから操作が反映されるまでに数秒かかる。
何十年前の機械だよってレベル。

リモコンが使い物にならないから、仕方無しに本体の
ボタンで操作するんだけど、そのボタンも本体下の
分かりにくい場所にあって操作しづらいこと、この上ないとか。

内蔵のスピーカーの音量はPC側では調整できずモニター側で
調整する仕様なのはいいとして、リモコンは書いたとおり
使い物にならないので本体側のボタンで操作するんだけど、
ボタンを離しても、しばらくすると勝手にボリュームが
変わりはじめて最大音量になったり、0(無音)になってしまうとか、、。
操作内容の反映が遅延して起きてるのかと思ったけど
どうも関係ないみたいで原因不明。

ホントに日本のメーカーの製品?と思っちゃう品質レベル。
率直に言ってがっかりです。

まぁ、それでもモニターなんだから画面さえまともに映って
くれるなら他には目を瞑るかと、しぶしぶながら
使ってきたんです。

ところが、その画面の表示にも何だかよく分からない不具合が
直らなくてしばらく困ってました。

このモニター、Display Port1つと3つあるHDMIのウチの1つが
4K60Hzに対応してることになってるのです。

ただし4K60Hzで表示するには、ファームウェアのアップデートが
必要ってことで、それも済ませて設定も変更してるし、
Macbook PROのThunderbolt3→Display Port変換アダプタも
ちゃんと4K60Hz対応の製品を使ってるのに、どうやっても
4K30Hzでしか表示できない状態。

それも、一時期は4K60Hzで表示できてたこともあったのに。

加えておかしなことに、このモニタだけに繋ぐと4K30Hzに
なっちゃうのに、そこにもう1台別のモニターを繋ぐと
なぜかこのモニターが4K60Hzに切り替わるという不思議な状態。
じゃあそれで使えばいいじゃんと思うかもしれませんが、
もう1台のモニターは常時使える訳じゃないし、Macへの負荷も
大きくなるので、この使い方は採用したくない。

Macを再起動しようがモニターをリセットしようが、状況変わらず。
やっぱり30Hzだとマウスやwindow動かす時の軌跡やらも
カクカクするし気になります。

ということで肝心のモニターとしての機能もダメじゃんと
思いつつ数ヶ月使ってましたが、ある日Macのシステム環境設定/
ディスプレイで普段使ってる解像度から適当に別の解像度に変更して
みると、4K60Hzで表示できるようになりました。
元の最大解像度に戻してもちゃんと60Hzで表示できてます。

これってモニター側の問題なのかMac側の問題なのか
どっちが悪いのか分からなくて、ちょっとスッキリしませんが、
とりあえず一番気になってた問題が解消したってことで
不満は色々あるものの、しばらくはこのモニターと
付き合っていくか、と思ったのでした。

このモニターで4K60Hzで表示するには、ってネットで
調べたことの中に、ファームウェアのアップデートや
Display Portのバージョンを1.2に設定する
(HDMIなら2.0に設定する)
変換ケーブルや、USB-C(Thunderbolt3)用のハブに
4K60Hz対応の物を使用する、などは見つかったのですが
システム環境設定で解像度を変えてみるって情報が
見当たらなかったので、忘備録として残しておこうということで。