手に入れたミキサーのマニュアルをネットで見つけて
よく読んだんですが、コンクリートやモルタルの作り方は
何も掲載されてません。そんなもんなんですかね。
ネットで検索してもそれらしい情報がどうも見つかりません。
一番知りたいのは材料の投入順なんですが
検索してもヒットする件数が僅かで、しかも人によって
書いてることがバラバラ。
それと、ポットを傾ける角度とかも良く分かりません。
仕方無いので、まずは手練りと同じ順でやってみました。
(そう書いてた人もいたので)
このミキサー、一回で作れる量が最大1切(1才)ってことなので
その量で試しました。(1切とは1辺1尺つまりおよそ30cmの
立方体の容積のことなので、0.027㎥)
- 電源ONにして分量の砂を投入
- 分量のセメントを投入し1分ほど回転させる
- 分量の8割位の水を投入し1分ほど回転させる
- 分量の砂利を投入し1分ほど回転させる
- 様子を見ながら水分調整し数分回転させる
3.の所で砂とセメントがダマになってポットの
底や側面に貼り付いてしまい、全然混ざりません。
底や側面に貼り付いてしまい、全然混ざりません。
砂利を入れたら混ざるのかなと思って4.に進んでみると
混ざらないだけでなく、砂利やら砂やらポットから
ダァ〜〜ッと溢れてきました。
ダァ〜〜ッと溢れてきました。
どうにでもなれと5.で残りの水を入れても
一向に混ざる様子はありません。
一向に混ざる様子はありません。
回転を止めてポットに貼り付いたセメントや砂を
木の棒でこそげ落としては回転させることを
何度も繰り返してようやくまともなコンクリートに
なりましたが、こんなに手間がかかるなら手練りの方が
木の棒でこそげ落としては回転させることを
何度も繰り返してようやくまともなコンクリートに
なりましたが、こんなに手間がかかるなら手練りの方が
よっぽどマシです。
機械の性能がイマイチなのか?とか、やや不安に
なってきました。
なってきました。
一旦作業を中断して、ネットで検索キーワードを
変えつつ再度調べてみました。
やはり、ズバリな解決策は見つかりませんでしたが
どうやらミキサーの容量(大きさ)やパワーによって
同じ手順でも上手くいったりいかなかったりみたいな
情報が・・・。
情報が・・・。
そういえば、以前ホタテ漆喰やセンプラムなどの
塗り壁材を使う作業の際、職人さんからダマになりやすい
材料は水を張ったトロ舟に後から材料を入れるといいよって
教えられて実際綺麗に混ぜられたことを思い出しました。
教えられて実際綺麗に混ぜられたことを思い出しました。
一方でミキサーでのコンクリート作りは
ネットで調べても砂から入れろとか
砂利から入れろとかって意見が多数派っぽい。
ネットで調べても砂から入れろとか
砂利から入れろとかって意見が多数派っぽい。
水から入れるって意見はかなりの少数派
(見つかった記事はたった2件)でした。
で、自分なりに考えて順番を変えてみました。
投入量も一旦すべての材料を半分にしてみました。
- 分量の8割くらいの水を投入して電源ON
- 分量のセメントを投入し1分ほど回転させる
- 分量の砂利を投入し1分ほど回転させる
- ポットは回転させたまま分量の砂を(スコップで徐々に)投入
- 様子を見ながら水分調整し数分回転させる
水を先に入れるって、超少数意見だったので
ちょっと驚きです。
ここからは推測ですが、3切とかの容量が
大きいミキサーやパワーのあるミキサーを使えば
順番テキトーでも混ざるんじゃないかなと。
大きいミキサーやパワーのあるミキサーを使えば
順番テキトーでも混ざるんじゃないかなと。
だから、順序に対して疑問に思う人がそもそも少ないとか
どうやっても上手くいくから意見も割れると。
どうやっても上手くいくから意見も割れると。
その後、上の順番のまま一回に投入する量を
増やし、最終的には1切分を1回で作ってみましたが
問題ありませんでした。
増やし、最終的には1切分を1回で作ってみましたが
問題ありませんでした。
ポットの角度は、材料がこぼれない範囲で下に向けるほど
よく混ざることも分かりました。
ま、これは考えてみれば当たり前なんですけど。
ま、これは考えてみれば当たり前なんですけど。
順番については見つかった2件の記事のうち、
一方には2.のセメントを4.の砂の後に投入するとあり
もう一方には4.の砂の後に3.の砂利を投入すると
一方には2.のセメントを4.の砂の後に投入するとあり
もう一方には4.の砂の後に3.の砂利を投入すると
ありましたが、これは試してません。
コンクリートは今回の順番で上手くいったので
書いた順序でヨシとして、今後モルタルを作る時には砂利を
使わないので、砂とセメントのどちらを先に
入れたらいいか試してみたいと思います。
ちなみに私がやった通りの順で混ぜるって記事は
どんなに探しても見つかりませんでした。
ここまでセオリーみたいなものが
見当たらない作業は今回が初めてです。
見当たらない作業は今回が初めてです。
どなたか、詳しい方がいたら意見を聞いてみたいな。
さて、ミキサーの話はこれくらいにして、作った
コンクリートを転圧した砕石の上に打設していきます。
以前作ったトンボで表面を叩きコテで均していきます。
雨のことを考えて水平じゃなくて家側から擁壁側に向けて
少し傾斜させてます。
雨のことを考えて水平じゃなくて家側から擁壁側に向けて
少し傾斜させてます。
ワイヤーメッシュはかぶり厚を確保するため、写真の
ようなスペーサー(サイコロ)をかまして、少し浮かせてあります。
このサイコロ、良く出来てて置く向きによってかぶり厚を
3cm、4cm、5cmから選択できるようになってます。
打設厚が5cm程度なので、最小の3cmになるよう置きました。
このサイコロ、良く出来てて置く向きによってかぶり厚を
3cm、4cm、5cmから選択できるようになってます。
打設厚が5cm程度なので、最小の3cmになるよう置きました。
あとは、メッシュを敷いて結束してサイコロ入れて
コンクリート練って打設してという作業を
延々繰り返していくのみ!
コンクリート練って打設してという作業を
延々繰り返していくのみ!
土日のそれぞれ昼前に作業を始め打設できた面積は
延べ4.5㎡ほど。
延べ4.5㎡ほど。
先に書いた通りミキサーが使いこなせるようになるまで
かなり手こずったり、途中で材料が足らなくなって
買いに走ったりで相当時間をロスしたことを考えれば
ちゃんと準備して朝から作業を始められれば、あと2日あれば
打設完了できそうです。思ったより順調かも。
ミキサーの威力、期待以上です!良かった良かった。
ミキサーの威力、期待以上です!良かった良かった。