一方で石窯は大活躍です。
GW中に2度、友人や遠方の家族を招いて石窯料理を振舞いました。
まずは5月3日
天気もバッチリ、気温も上がり石窯は順調に温まりました。
薪を5cm角程度に細く割ったのが良かったようで200℃に
達するまでにかかった時間は今までで最短の40分ほど。
例によって途中、料理の下ごしらえなどで30分ほど石窯から
離れたのでその分ロスしたものの、2時間でピザを焼く適温に
達しています。
ちなみにロケットストーブの上部はこんな感じで燃焼してます。
これでもまだ少し煙が出てるので、完全燃焼とは言えないものの
ロケットストーブの持つポテンシャルをようやく引き出せるように
なったと思います。
と言っても先日書いたように幾つかのパーツを追加しただけで
使い方に難しいテクニックは必要ありません。
薪が熾になったら、焚口を塞がない程度の量の薪を追加するだけ。
そして最後の一押しにはロケットストーブの開口部から
薪を1本投げ入れます。
これで炎の真上に仕込んだ熱電対で測る温度が450℃→500℃以上に
一気に上昇します。(これが先日の記事に書いた小技です)
今日はその温度が530℃になった所でピザを投入。
床面の温度も300℃を超え下火も満足できるレベルになりました。
(写真はありませんが、ピザの裏側も良い感じの焦げ具合)
石窯の設計時に「ロケットストーブがちゃんと機能して、なおかつ
天井高が適切であれば、床面(下火)もきっとピザの調理に必要な
温度まで上がるはず」との予想(=願望)が実証できてとても満足です。
このあと、チキンのグリルとカンパーニュを焼いてこの日は終了。
ちなみにこの日はピザを5枚焼いて薪は1.5束しか使いませんでした。
燃費もかなり向上したという実感があります。
ロケットストーブの燃焼効率が上がっただけでなく、石窯自体が
十分乾燥して加熱性、蓄熱性が上がったのかもしれません。
続いて5月5日
ロケットストーブ付の私の石窯はホントに煙が出ません。
これは火入れをして1分後の煙突の様子です。
この時はかすかに白い煙が見えますが、この後2〜3分ほどで
ほぼ目視で煙は見えなくなります。
何よりもこの煙の少なさが住宅地の中で利用する上で
最大のメリットだと感じています。
さてこの日は途中色々用事ができて中々石窯の世話ができず
適温になるまで時間がかかってしまいました。
それでも2時間ほどで適温に達しました。
今日の料理はピザを7枚にチキンのグリル、カンパーニュ、そして
最後に鍋を放り込んでおき、翌朝には熱々のポトフができました。
使用した薪はやはり1.5束程度でした。
カンパーニュはクープもパックリ(^^)v
(チョット開きすぎ?ということは2次発酵が足らないのかも)
手前は余ったピザ生地をそのまま焼いてみたパン。
ピザ生地なので塩味が強めですが、まぁまぁ食べられます。
まだ経験不足な面は否めませんが、パン焼きに関しては石窯の
性能的に何の問題もありません。
石窯の扱いもだいぶ慣れてきました。
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