2009年4月29日水曜日

オープンシステム発見

耐震偽装に始まり、下請け、孫受けによる杜撰な工事、契約時に7割もの手付金を払わせておいて破産する大手工務店・・・

ネットでは酷い話がちょっと探せば幾らでも見つかる

ジャンルは違えどモノづくりに携わる者として、もっとプライドを持って自分の仕事を堂々と隠さず見せられるそんな仕事をしてくれる所は無いのかと、探し始めてアンテナにかかった、オープンシステム!

そんな上手い話があるのか、保証は大丈夫か、結局建築士が得する仕組みなんじゃないか、入札制って言ったって、何軒か建てれば同じ顔ぶれになっちゃうんじゃないの?とか、建て終われば顔を合わすこともなくなる施主より、以降も一緒に仕事しなきゃならない職人さんの方を向くんじゃないの?とか、考え出すと疑問も一杯

だけど、これ以上は現物を見たり、話を聞いてみるしかないな、と思った


で、GW恒例にしてる牛窓への旅行の途中、丁度オープンシステムで建てたお家の完成見学会が高砂でやってるってことなので行ってみた

第一印象は外構工事は手付かずの状態で、家の中も無垢の杉板を多用した造りになってるということもあって、「完成」した感じに見えなかった

大手建築会社(ハウスメーカー=HMって言うってことも当時は知らなかった)のTVCMで見るような家とは、かなり大違いで若干カルチャーショック

正直、良く言えばナチュラルなんだけど、お洒落と言うより何だか作りかけみたい
床は杉で塗装もしてないみたいだし(当時知識もなくてそう思ったけど、多分自然塗料とかオイルは塗ってあったと思う)、天井まで杉板が貼ってあり、一言で言うなら山小屋?て感じだった。

ただ、建築家さんと話してみると施主の希望が相当反映されてる様子

換気も天井裏と床下をパイプでつなぎ、季節によって送風方向を変えるとか。
それって何がいいのか良く分からなかったけど。

ただ外は汗ばむ陽気にも関わらず、家の中はエアコンも動いてないし窓も閉まってるのにひんやり涼しいし、木の香りで妙に落ち着く。
いいか悪いかは別にして面白いし独特なのは間違い無い。

旅行から帰って早速お礼も兼ねて、2010年辺りで家を建てたいんです。ってメールしたら2年先まで予定が一杯とのこと・・・振り出しに戻るorz

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