2023年9月5日火曜日

CrosstrekにTHULEのベースキャリアとルーフラックを付けた話

 

7人乗りのワンボックスから、かなりサイズダウンして乗り換えたSUBARU CROSSTREK.

子供2人を含む4人でキャンプに行くには流石にクロストレックの荷室じゃ狭すぎるので、購入する際、ルーフラックを付けることは決めてました。

で3月に乗り換えてすぐTHULE製品を購入済みだったのですが、面倒くさくて放置したまま。

暑くなるにつれ、余計にやる気を無くして、気がつけば購入から早、半年経過。

乗り換え後、初のキャンプが再来週に迫って、ようやく重い腰を上げました。

今回、購入した製品はコチラ↓

WINGBAR EVO 7112B + フット 710410

CANYON 859XT

CANYON 859XT用エクステンション 8591XT


後述しますがエクステンション含めて装着するのが難しそうで、まずはベースキャリア(7112B & 710410)とルーフラック(859XT)のみ装着してみました。


横から見るとこんな感じ


納まりはいい感じ、サンルーフにもかかってないので見た目もスッキリしてます。
高速を走ってみましたが100kmくらいまで風切り音も特に気にならず。

でも、これだと荷物があんまり乗らないような、、
多分、キャンプの装備をかなり絞っても4人で2泊のキャンプは無理じゃないかなと。

そこで難しいと思いつつ859XTを51cm延長できる8591XTを追加してみることにしました。

コレ、購入時に情報収集してたのですがクロストレックに装着できるのか情報が見当たりません。
クロストレックが発売されて間もないってこともあるんでしょうが、前身のXVで探しても8591XTは装着不可って情報は見つかっても実際付けてみたっていう投稿は見つかりませんでした。

それでもキャンプ行けないと困るので、付けてみてダメならヤフオクで売っちゃえばいいかとダメ元で購入してありました。

で試した結果、結論から書くと何とか納まったような。
ややゴツい感じもしなくもないですが。
エクステンション無しとの比較で、高速も走りましたが風切り音は若干増えたかな。

ちなみにサンルーフは販売店のサイトとかで併用不可って記載を見ましたが、エクステンション装着前、装着後とも、チルトとスライドどちらもラックと干渉せず問題なく動作します。
ルーフレール装着車限定かもしれませんが、嵩上げできてるからなのかもしれません。
但しエクステンション装着後は、サンルーフのシェードを開くと格子が目に入ります。

なお取り付けは結構苦労しました。というのも、
  1. 859XTと8591XTを組み合わせる場合、固定用パーツの位置に幾つか制約がある
  2. 上記の固定用パーツを取り付ける際、ルーフラック内の横方向のバーが邪魔になる
  3. クロストレックのルーフレールは真ん中あたりに補強が入っていて、ベースキャリはそこを避けて装着するしかない。それで2.との絡みで余計に取り付け位置が制限される
  4. もちろん、リアゲートを上げた時にルーフラックに当たっちゃダメ
  5. 更に前に出しすぎてフロントウィンドウの視界に入るのもダメ
以上の制約をすべてクリアする装着位置を見つけるのが大変だったのです。
ちなみに1.の制約ってこんな感じ。
1つ目の制約
4個の固定パーツは上のOKの範囲内じゃないとNG
(正確には、OKの中の真ん中辺りもNGです)

続いて1.の2つ目の制約
AとA'はほぼ同じで、なおかつBは最低510mm以上とのこと。
上記の画像で720mm確保できてます。(広い方が強度は高くなると思います)

その上で何とか、リアゲート開けてもルーフスポイラーとは6〜7cmの
クリアランスは確保できたかと。

理想を言えば、もう少しルーフスポイラーとのクリアランスを狭めて
少しでも後方に取り付けられたら、更に良かったかも。
あまりの暑さで、やり直す気になれませんでしたが
いつか、気が向いたらやるかもしれないので、自分的理想の
装着位置を残しておきます。

まずは、ベースキャリアの装着位置
前後とも、あと100mm後方に下げると、見栄えは多少スッキリしたんじゃないかと。

それだけだとルーフスポイラーに当たっちゃうので、
固定パーツも4個とも今よりルーフラックの50mmほど後方に
装着すると、都合ルーフラックの装着位置が50mm後方になり
クリアランスも10〜20mm確保できる計算です。
これが、クロストレック装着のベスポジじゃないかな。

最後に装着作業時の忘備録として幾つか
  • ベースキャリアもルーフラックもネジはほぼ付属の六角レンチで締められますが、狭い箇所で六角レンチはしんどいのでラチェット(↓の道具)を使うと楽
  • ラチェットは楽ですが、だからと言って特に上の赤丸のネジは締め過ぎると次のステップでロック用のパーツ(下のスペアパーツ表の50542のパーツ)が回せない=ロックできなくなります。
    • 上記のパーツが回せないからと、マイナスドライバーで力任せに回そうとするとこうなります↓
バキッと音がして完全に破壊されたパーツ
    • 販売店に相談したところ、ありがたいことに代品を送ってもらえて事なきを得ました。
届いた代品
  • ベースキャリア(WINGBAR EVO)のレールのゴム製のカバーを剥がさないとにルーフラック固定用の金具を通せなかったのですが、レールの端を触っていたら偶然カバーがパカッと開いて、そこから金具を簡単に通せることに後で気づきました。最初に知ってたら簡単だったのに。
良く見たら取説に載ってたわ。
でもIKEAの取説みたいにイラストだけなので
分かりづらくて見落としてた。←言い訳

それにしても暑いわ、蚊に刺されるわ、取説は分かりづらいわで往生しました。

さてと、これでキャンプの荷物が無事すべて乗っかってくれるといいのですが。

2023年3月31日金曜日

たった0.4円の差で1万円損した話

 筋トレのお供、プロテインをマ○プロテインさんで買った訳ですよ、いつものごとく。




今回クーポンコードで何と定価の55%引き。

まぁここはいつもなんやかんやで30%くらいは割引してるんで、ホントの定価って幾らなんだよ?って話もありますが。

更に割引だけじゃなく、注文完了しようとした画面で、たくさん頼んだ人へのおまけとして、候補から2つ選んだ商品をプレゼントしてくれるって。

このインフレの時代に太っ腹ですな、

安くたくさん買えて大助かりですわ、さすがトレーニーの味方マイ○ロテイン!


ということで関税かからない範囲(為替変動のマージンも考慮して16300円位)に抑えつつ色々選んで注文しましたとさ。

※プロテインに関して関税がかかるのは課税価格が1万円を超えた場合。

※課税価格は購入額(現地通貨ベース×規定のタイミングの為替レート)の6掛け

ということは¥10,000÷0.6≒¥16,666以下なら税金がかからない。(但し為替変動の影響を受ける)


ところで一緒にもらえるおまけ、代金としては無料なんだけど、関税の計算の時には1個150円でカウントされるから注意しろとのこと。

まあそれでも大丈夫でしょと、そのまま注文。

万一オーバーしても、サプリメントの関税って15%だからせいぜい¥2,400くらい。

クーポンの割引がでかいし送料も無料ってことで、国産プロテイン買うこと考えたら、関税払っても全然安いしと。


ところが、1週間後、商品を受け取る際に着払いでナント¥10,800のご請求!!

1.6万円の買い物に1万円超の追加支払って、関税かかったとしても絶対何かの間違いでしょ!?

と思いつつ、人の良い私、とりあえず支払って荷物は受け取り、その後マイプ○テインと配送業者の窓口に問い合わせ入れることにしました。

手間はかかるけど多分、何かの手違いで返金されるでしょ、ってこの時点では甘く考えてました。


すると電話で話した配送業者さんから驚愕の事実が明かされたのです・・・。


まずはなんと、関税が今年から15%じゃなく29.8%になったとのこと。

は?どういうこと?

それだけじゃなく、プロテイン1kgあたり¥1,155の従量税がかかるとのこと、、


よくよく聞いてみると、プロテインなら何でもその関税かかるって訳じゃなく、マイプロ○イン(以降"マイプロ"と略します、てかもうそのまんま、、)の特定の種類のホエイプロテインだけかかるってことらしい。

なんか、話が怪しくなってきた・・・


なんでも日本の税関からマイプロにホエイプロテインの成分表を提出しろって何度も要請があったらしいです。

これに対してマイプロ側は成分比は企業秘密だってずっと突っぱねてたらしい。

で税関は、提出しないとホエイ製品の中で税率の高い種類とみなして課税することになるがそれでいいか?って通達したんだって。

にも関わらず、成分表提出を拒否したとのこと。

調べてみると関税率一覧の分類2106-10番号140に従価税29.8%+従量税¥1,155/kgってのがあるね。これだな(汗)

ちなみにおまけもインボイスでは1個あたり150円じゃなくて152円、2個で304円でカウントされてるとのこと。

配送業者の担当者のおねーさん曰く、今回の高額な支払はこの関税のせいだと思われますとのこと。
同じよーな問合せが殺到してるのか、めちゃめちゃ事情に詳しくてオイラ感心しちゃった。

こりゃ、¥10,800はもう戻ってこないなっと感じはじめつつ理系の私としては、ほんとにそういうことなのか、計算してみることに。

まずは追加で払った¥10,800の内訳

伝票見ると

・関税¥9,496

・消費税等¥1,185(関税の6.24%)

・地方消費税等¥310

となってました。

※地方消費税は、消費税等の100円未満を切捨てた金額の78分の22

※それぞれの100円未満を切捨てた金額の合計が実際の請求額

・9400+1100+300=¥10,800


そしてプロテインは今回6kg購入したんだけど、従量税の対象になってるのは4kgっぽい。

先の担当者さんも全部のプロテインが従量税の対象じゃなくて、提出を拒否した製品のみが対象って言ってたような。

種類の違うプロテインを買ってましたが、うち2種は対象外ってことなのかと。

「IMPACT WHEY PROTEIN」て一番ポピュラーなプロテインが従量税の対象ぽい。

ということで従量税分は1155×4=¥4,620

それでは従価税の元となる合計額は幾らだったのかというと?

関税率29.8%として、以下の式で求めます。

(9,496-4,620)÷0.298=¥16,362.4

なんだよ?¥16,666以下じゃん、何で関税かかるんだよ!


・・・あっ、もしかしておまけか?

おまけに実際払ったのは0円なので、それに対する関税はかからないけど、関税が発生するかどうかの判断ではカウントするとしたら・・・

上記におまけ加算額(152×2=304)を足してみると

ナントいうことでしょう!!!

16362.4+304=¥16666.4!!!

そういや担当者のおねーさん、0.5円でも超えると関税かかるとおっしゃってた。

僅か0.4円オーバーで10,800円追加のお支払いってことか!

なんて日だ!


発注の時、そんなギリギリにしなきゃ良かった、、、

許せないッ!!

だって、そんな関税率になってるとか従量税かかるとか知らんじゃん。


それか、あんま心惹かれなかったおまけだったから、せめて1個にしとけば1円も追加かからなかったのに(号泣)

手違いでおまけ1個しか入ってなかったって言い張ろうかな、入ってたけど。

国産の高っかいプロテインより高い買い物になっちゃったわ。


ということで皆さんも甘いプロテイン、違った、甘い話にはお気をつけくださいね。


っていうか○イプロテイン!税関とケンカしたしわ寄せをいたいけな消費者に回すなっての!

そもそも成分表提出しないって、パッケージに記載されてるんだけど、それじゃダメなのかね?

原料の輸入元とか何か後ろめたいことでもあるのかと心配になってきちゃったわ。

以前も生きた虫入りプロテインバーとか、その後の対応とか問題になったこともあったしなぁ。これを機会に国産のに切り替えようかなと思ったりする今日このごろ。